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★管理人から一言★

「風景館」523番のキリ番GETのプレゼントとして
オーダーメイドで画家のひとり、優哉(ひろや)さんに
書いていただいた詩です。
「風景館」では下1ケタが3番だったらキリ番だそうです。
掲載が遅くなり、申し訳ございませんm(_ _)m
改めて…優哉さん、ありがとうございます♪

 2002.8.27
 Special Thanks 「風景館」優哉(ひろや)さま


- No title -

君の姿を見る度に
いつも 切なさを感じた
君は何を考えてる
君に“好きだ”と言えば
“ありがとう”と返ってくるけれど
ありがとうの後に “こんな自分を好きになってくれて”
そう聞こえる気がした

君と付き合っても
手を握るのが 精一杯だった
君は 手をつなぐのが好きだった
“暖かいね”そう言って微笑む
そんな君の笑顔に
kissすら言い出せなくて
付き合いだして 半年が経つ頃
そして もうすぐ2月14日
そう 聖バレンタイン
バレンタインに彼女がいるのは初めてで
君はチョコをくれるかな?
そう考えて ドキドキしてたんだよ

2月14日 午前零時
君からの電話
“ごめんね
 一番好きな人がいるの”
そう言って 切れた電話
何が何だかワケが分からなくて 眠れずに迎えた朝
君の親から
君を捜す電話が入った
昨夜から家に帰って来ないと・・

君の親友に電話をかけると
彼女は言った
“一つだけ心当たりがある”と
一緒に連れて行ってくれとお願いして
彼女と一緒に
君がいるはずの場所へ向かった
そして
君はいた
胸に大切そうにチョコレートを抱いて
君は 狭い路地裏で眠っていた
今までに見た事のない
幸せそうな笑顔で 君は・・・
“ここで・・アイツが死んだんだ”
“アイツ?”
“このバカが一番愛した奴さ・・・悪ぶってバイク乗りまわして
 警察に追われて この路地に逃げ込もうとして・・・スリップしたんだ
 二年前の今日・・・
 コイツは、一日中アイツの家の前で待ってたんだ
 中学最後だから、勇気を出して告白するって決心してさ・・・”
彼女は 君が大事そうに抱いていたチョコを取った
“今度こそ ちゃんと渡せよ・・・バカ・”
そう言って
君の二年分の想いに 火を灯した
空に昇った 君へ届くように

ちゃんと君に届いたかい
今度こそ
彼に渡せたか