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- アイシテル… -

愛が壊れてゆく
砂の城が少しずつ
波にさらわれていくように
あなたの病が
ふたりの愛を蝕んでゆく

互いの存在が重荷になってゆく
出口のない迷路に迷い込む
もっともっと 近づきたい
もっともっと そばに行きたい
抱きしめあった瞬間に
互いの棘が
互いをつらぬき
ふたりは赤い血に染められてゆく

途方にくれて 立ちすくむ
それでも愛してる
アイシテル…

poem by. はる さん

- 無題 -

他人と居たくない この自分
殻にこもるから?
この心 最後のトリデ
  だからなのか

離れている
見えるもの
見失うもの

このまま
でもこのまま
やっぱりこのまま

天井
もの言わぬ

留まる

poem by. その辺にいたひと さん

- 夜汽車 -

幾つの駅を過ぎただろう
数えることも 忘れて
流れゆく街灯りを見てる

明けだした空に
名残惜しげな星が瞬く
旅は まだ終わらない と言いたげに

揺れる窓が 明るくなる頃
私はまどろみの中にいる

終着駅へたどり着くまで

poem by. のの さん

- 夢の続き -

いつか見た夢の続き
悲しくて見るのをやめた夢
今はもう目覚め方を忘れてしまった
あの日見た夢の続き
答えから逃げる様に
ぼやけた世界を泳ぐ僕等

poem by. sacchin さん

- 無題 -

君の声

聴ければ どこかホッとする

この柔らかさは なんだろう

ただそれだけに 安堵する

poem by. のの さん

- しじま -

ワイパーの音
揺れる 街灯り
水しぶきを小さくあげる 路面
点滅してる信号

静まりかえった車内
ドアを開ける音を 追うように
溜息が 呼び止める

すりぬけてく座席
振り返れば 前を見つめる貴方
ドアを閉ざす音に 隠してゆく

降りそそぐ雨音
遠くなるランプ
消えてく街灯り
響く靴音 背を押しだす

明けだした空
けむりゆく街
呟く
「・・・・・」と

poem by. のの さん

- 無題 -

人ごみに押され
せわしい歩調にあわされてゆく
立ちどまっては背中押され
振り返っては厳しい視線
戻れば 蔑む
ふ〜ぅと吐きだした息の中に
暑い日差しの空が見える
こずかれても
自分の歩調 忘れないでいたい

poem by. のの さん

- to My Lover… -

初めて寄り添った人が
本当に貴方でよかった…

映画のように
ロマンチックでなくても
貴方とじゃれあっていることが
私の何よりの癒し

偶然の出会いが
ふとしたきっかけで
必然になった私たち

これからも二人で
支えあいながら
生きていく

だって
貴方しかいないって
思えるから

poem by. MOMO さん

- 『   』 -

何もかも
決して忘れないよ
君と僕との歩いた時間。
君と一緒に愛した時間。
何もかも
絶対に忘れない。
だってもう
失うことは絶対にないから。

poem by. 小夜 さん

- 往く人 -

願わくば この胸の人
ざわめかずにいて
あなたの倖せ 祈るから

どこで聞きつけたの
この店で唄ってるって

今夜は [夜曲]を唄いましょう
あなたの倖せの為にね

わかりますか
  私の作った歌だと
思い出すでしょうか
 
どうぞ この胸の人
ざわめかずにいて
終えてしまったことだもの

あの頃の席で 見えてる背中
区切りをつけに来たのよね

今夜は [祷り]を唄いましょう
わかりますか
私が あなたへ贈る歌だと
気づくでしょうか

あなたの倖せ 祈ります

poem by. のの さん